【レビュー】楽天カード、楽天銀行、楽天証券を使い始めてみて

前回の記事「楽天経済圏の導入までの道のり」では楽天経済圏を利用することになったきっかけや、楽天ポイントの仕組みなどを紹介しました。

実際に2020年12月中旬ごろより「楽天カード」「楽天銀行」「楽天証券」を利用し始め、これまで2か月程度たちました。

この記事では、それぞれのサービスの実際の使用感について紹介したいと思います。

こん太
こん太

楽天経済圏の3本柱のサービスについて紹介するよ!

楽天カード

楽天経済圏の根幹となるのが「楽天カード」。

買い物時に利用するとポイント+1倍です。

楽天カード申し込み時には「カードの種類」「付帯機能の有無」について選ぶ必要がありました。

楽天カードの概要

楽天カードにはいくつか種類がありますので、簡単にまとめてみました。

カードの種類 ポイント 年会費(円/月) 国際ブランド
本人 家族 Visa Master JCB AMEX
楽天カード +1倍 0 0
楽天ゴールドカード +1倍 2,000 500
楽天プレミアムカード +2倍 10,000 500
楽天銀行カード(参考) +1倍 0
・楽天カード     :年会費が発生せず契約できる【おすすめ】
・楽天ゴールドカード :2021年3月まではポイント+2倍(2021年4月以降改悪)
・楽天プレミアムカード:楽天での買い物が年間36万円以上ならメリットあり
・楽天銀行カード   :カードが1枚になり便利だが、選べるブランドが少ない

いろいろと選択肢はありますが、楽天カード(Master)を選択しました。

オプションや機能として「楽天Edy」や「楽天ポイントカード」、「楽天ETC(有償)」などを付けることができますが、とりあえず「楽天ポイントカード」機能のみ付けました。

楽天カードの使用感

クレジットカードとしては特に可もなく不可もなくですが、カードの利用状況をスマホのアプリで確認できる点は便利だと感じました。(顔認証でログインできるのが楽ですね!)

これまでメインで利用していたクレジットカードはWebログインが面倒、かつ画面も見づらかったので…。

その他にも、カード利用後には「速報版」と「利用のお知らせ」のメールが届くので随時チェックすることができます。

・カード利用後にお知らせメールが送付される
・ネットショッピング時に3Dセキュア機能を利用して本人認証を実施できる
・スマホのアプリから簡単に利用状況を確認できる

楽天銀行

続いては「楽天銀行」。

楽天カードの引き落とし先として設定するとポイント+1倍です。

なお、楽天銀行にもカードの種類はいくつかありますが、実際は「デビット機能付キャッシュカード」一択でした。

また、楽天銀行はネット銀行であり、「セキュリティは大丈夫?」「通帳がないので不安!」というような意見もありますが、実際に使ってみると安心して使えることが分かりました。

楽天銀行の概要

楽天銀行には、ATMや振り込み時の手数料が条件によって無償になるほか、ポイントを貯めたり金利の優遇を受けたりできるなどのメリットがあります。

・コンビニのATMで24時間365日利用できる
・ATM手数料0円(最大月7回まで)
・他行宛振り込み手数料0円(最大月3回まで)
・給与受取り、振り込み、口座振り替えでポイントが貯まる
・スマホのアプリで残高照会や振り込みなどのサービスを利用できる
・楽天証券と連携すると金利が5倍(2021年2月1日現在)
・各種セキュリティ機能あり(ATMオートロック、取引通知メール、など)

なお、楽天銀行に申し込みをする際の「お届け印」は不要です。

楽天銀行をクレジットカードや各種サービスの引き落とし先として申し込む際、お届け印の押印欄がある場合がありますのでご注意ください。(任意のハンコを押すだけで良い場合あり)

ハッピープログラム

楽天銀行には「ハッピープログラム」という優遇プログラムがあります。

エントリーするだけで、取引を実施するごとに、ATMや振り込み手数料が無料(回数制限あり)になったり、楽天ポイントを獲得できたりします。

会員ステージ 条件
(どちらか)
ATM利用手数料(無料回数) 他行振込手数料
(無料回数)
楽天ポイント
獲得倍率
スーパーVIP 残高300万以上
取引30件以上
7回/月 3回/月 3倍
VIP 残高100万以上
取引20件以上
5回/月 3回/月 3倍
プレミアム 残高50万以上
取引10件以上
2回/月 2回/月 2倍
アドバンスト 残高10万以上
取引5件以上
1回/月 1回/月 1倍
ベーシック エントリー 1倍

会員ステージは、毎月月末ごろの資産残高または取引件数によって翌月のステージが決まります。

なお上記表の「楽天ポイント獲得倍率」は、ハッピープログラム対象サービス(振り込み・入金・支払い)の倍率であり、SPUとは異なります。

楽天銀行の使用感

初めてATMで払い出しをする際にエラーとなり焦りました;

というのも、「ATMオートロック」という機能があり、スマホのアプリから一時的にロック解除をしないとATMから出金できません。(設定をしたのをすっかり忘れていました)

また、入出金があるたびに「取引通知メール」が送付される機能もあるので、セキュリティ的には安心感がありますね。

なお、通帳がなく不便かと思いましたが、スマホのアプリでいつでも残高や入出金履歴を確認できるので非常に便利です。

コロナ禍ということもありますが、記帳のためだけに銀行に行くのも面倒ですからね。

・ATMオートロック、取引通知メールなどのセキュリティ機能がある
・スマホのアプリから残高や取引履歴を簡単に確認できる

楽天証券

最後に紹介するのは「楽天証券」。

ポイントを使って投資信託を購入するとポイント+1倍です。

投資は未経験でしたが、とりあえず「つみたてNISA」を始めました。

楽天証券の概要

楽天証券には「ポイント投資」という最大のメリットがありますが、その他にも楽天経済圏ならではのメリットがあります。

・楽天ポイントを投資(投資信託)をすることでSPU+1倍
・楽天カードで毎月50,000円まで決済可能(ポイント付与対象)
・楽天銀行と口座連携するだけで、楽天銀行の金利が優遇

楽天ポイント投資でSPUの倍率を上げるためには、「500円分以上のポイント投資」と「楽天ポイントコースの設定」、および「1ポイント以上の投資」が必要となります。

例えば、1ポイント+499円(楽天カード支払い)でもOKですね。

投資未経験の方が現金を投資するのはなかなか敷居が高いですが、ポイントを使って低リスクで投資の経験を積んでみてはいかがでしょうか?

ぽん太
ぽん太

小額から始められるのもポイントだね!

楽天証券の使用感

まずは、2021年2月から1,000ポイントを利用して「つみたてNISA」を始めてみました。

評価額や株価などは、楽天証券専用のスマホアプリ「iSPEED」にて確認することができます。

まだ始めたばかりですが、これから勉強しながら進めていきたいと思います!

・楽天ポイントを利用して投資することができる
・スマホのアプリから簡単に現在の評価額を確認できる

その他サービス

今回紹介した「楽天カード」「楽天銀行」「楽天証券」の他に、お金関連のサービスは「楽天Edy」や「楽天Pay」などがありますが、今回は導入を見送りました。

理由としては、JRを利用することが多いため「Viewカード」+「Suica」をメインで使用していました。

「Viewカード」は年会費(約500円)がかかりますが、「Suica」にチャージする際の還元率が3.5倍なのでお得に利用できます。

また、普段の生活圏では「楽天Edy」や「楽天Pay」が使えるところは、だいたいSuicaも使えます。

「楽天Pay」が「PayPay」レベルで利用できる店が増えるといいなと思いつつ、電子マネーはSuicaを継続して利用することにしました。

まとめ

2020年12月のキャンペーンのタイミングで楽天経済圏を利用し始めました。

「楽天カード」や「楽天銀行」はスマホのアプリを利用して頻繁に利用状況や残高を確認できるので、以前より浪費に対する防衛意識が高くなりました。

また、「楽天証券」にてポイントが毎月自動で投資に利用されるので、ポイントをうっかり失効してしまうということも無くなりそうです。

一つだけ注意点があるとすれば、今回は「楽天カード」「楽天銀行」「楽天証券」を同時に申し込みましたが、「つみたてNISA」の開設手続きまでには約1か月ほどかかりました。

これから登録を検討されている方は、余裕を持った日程感で進めることをおすすめします!

もう太
もう太

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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